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こしきの…今日 ✽歴史を受け継ぐ✽

  • koshikino-yado
  • 2018年12月7日
  • 読了時間: 1分

     甑島の里町と下甑町の手打には「武士踊り」が伝承されています。

     里町の武士踊りは旧里村時代の和57年2月に村の無形民俗文化財

    として指定され、その後、合併に伴い薩摩川内市の無形民俗文化財に

    指定され継承されています。二つの武士踊りは、里町は出陣、手打は

    凱旋の踊りと言われています。

 鹿児島の城下はもとより高山・加世田・加治木・出水・川内など外

    城の郷士の間でも踊られていたものと同一であると言われています。

    武士踊りの形成された時代は島津義弘・家久公の時代であり、士気の

    高揚・藩公の慶賀・忠誠心の表現として普及、定着したものと言われ

    ています。

     武士踊りは、構成が大規模で大人数で演技も複雑であり、鎧兜・刀

    などの具足類と武具、陣羽織・袴などの服装の準備等地域挙げての行

    事であることから、保存会が結成されて少人数(40人前後)でも演

    技出来る構成にして受継がれています。

     ユネスコの無形文化遺産に指定されている『甑島のトシドン』など、

    独自の文化が残る島です。その土地の歴史にふれる事も旅の楽しみ方

    です。

     島の歴史にふれる島旅もお勧めします。


 
 
 
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