こしきの…今日 ✽楽しい旅行を目指して!✽
- koshikino-yado
- 2019年2月8日
- 読了時間: 2分
昨日、講師にトラベルヘルパー1級、外出支援専門員で『介護旅行ナビ』
代表の 堤 玲子氏を招いて、高齢や障害等の有無にかかわらず、誰もが気
兼ねなく旅行が楽しめる「ユニバーサルツーリズム」の初歩講座が開催され
ました。


講座は、午前中は「今から誰にもできる、優しいおもてなし具体例」の講
話、午後から車いすの疑似体験を通して「皆で探す我が街のユニバーサルツ
ーリズム」の内容で行われました。
障害のある人を見かけたら積極的に声掛けをして協力を申し出てください。
断られることもありますが、自ら行動を起こすことが大切で、人は心配した
り「どうしようか?」と考えるときに眉間にシワがよることがあります。そ
んな時は少し口角を上げることで顔の表情が柔らかくなり、相手も安心され
るとのアドバイスがありました。・・・皆さんも心掛けてみてください!


▲車いすの疑似体験をとおして支援の必要性を痛感しました。
最近はスマホを操作して車いすに気付かない人が多く、通行する際に「す
みません」「ごめんなさい」と言ってしまうと、障害者の方が悪いイメージ
になりますので、支援される際は「恐れ入ります」「ありがとうございます」
に言葉を変えて周囲の人に伝えることが大切と話されました。

▲小さな段差にも悪戦苦闘してしまいました。
午後からの車いす疑似体験をとおして、小さな段差や勾配にも普段気付か
ない恐怖感を覚えたことです。また、車いすを押しながらガイドすると、見
る視線が低くなることに配慮した案内や高いところや車いすの後方の案内を
したりして、障害者自らを少し動かすような案内をすることで、ちょっとし
たリハビリにつながることなど学ぶことの多い体験でした。


▲まち歩きの視線も変わりました。
旅行は心身ともに良い刺激になります。高齢者や障碍者が楽しめる旅行を
提供するユニバーサルツーリズムの必要性を強く考えさせられる講座になり
ました。
《こしき旅フリーチョイス》
◆冬の甑島、ふれあいの旅お待ちしております。◆