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こしきの…今日 ✽楽しい「磯餅焼き」✽

  • koshikino-yado
  • 2019年2月20日
  • 読了時間: 2分

    毎年、里小学校の全校児童は老人クラブの皆さんと一緒に地域行事の

   「磯餅焼き」を行っています。

 ▲老人クラブの皆さんとの交流を兼ねる  ▲「磯餅焼き」について教えてもらう

    この行事は、旧暦の1月16日に行われる子供たちの磯遊びの行事で、

   子供たちは体育館で行事の歴史や海の神様への願いごとなどについて教

   えてもらって、グループに分かれて学校の正門前の海岸に向かいました。

 ▲竜宮様に願い事をして餅を投げる    ▲火の付け方も教えてもらう

    さっそく海の神様に「海の竜宮様、貝も採らせてください。海も泳がせ

   てください。魚も釣らせてください。タカセ貝も採らせてださい。私の背

   の丈の深さまで。」とお願いの言葉を言って、海に向かって餅を投げ入れ

   た後、「磯餅焼き」の始まりです。

▲瓦に餅が焦げ付かないよう「橙」を塗る  ▲釜戸を囲んで焼き上がった餅を食べる

    本来は釜戸づくりから始まりますが、釜戸を作る大きめの玉石が無いこ

   とから老人クラブの皆さんに準備してもらった釜戸で、火をおこすところ

   から指導してもらい、火が付いたら瓦に餅が焦げ付かないように輪切りに

   した「橙」の果汁を塗って、家から持ってきた紅白の餅や芋餅をのせて、

   焼き上がった餅を釜戸の周りで美味しそうに食べていました。

    焼くのは餅だけでなく、老人クラブの皆さんが持ってきてくれたれキビ

   ナゴの一夜干しも一緒に焼いて、子供たちもご馳走になっていました。

▲一夜干しのキビナゴも焼いて、磯遊び

 を満喫できる行事です。

    指導された老人クラブの皆さんも幼少時代を思い出して、子供たちと一

   緒に楽しい時間を過ごされたようです。

《こしき旅フリーチョイス》​

 ◆冬の甑島、ふれあいの旅お待ちしております。◆


 
 
 
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