こしきの…今日 ✽町中の大きなアコウの木✽
- koshikino-yado
- 2019年3月7日
- 読了時間: 1分
のんびりとまち歩きをすると枝から垂れ下がるヒゲのような気根
と編みのように絡み合った幹、ゴツゴツとした大きな樹幹が集落の
あちこちで見る事が出来ます。樹下に立つと密に茂った葉のお陰で
昼間でも薄暗く感じ、小さい頃は夜一人で歩くと「アコウギネコジ
ョウ(妖怪)」に化かされるという話を聞かされていたように、何
かが出てきそうな雰囲気があります。


港に近い交差点にも、市町村合併を記念して2本のアコウの木が
移植されています。絡み合った幹の姿は、風雨や潮風に耐え集落の
歴史を刻んでいるようにも見えます。


集落に入るとアコウの木が門柱のように立っている家や宅地の北
側を覆い隠すようにアコウの木が横たわり、家を季節風から守る防
風林の役目を担っているアコウも見る事が出来ます。


台風の襲来も多いところですので、強風に倒されないように石垣
を抱き込むように根を広げ、島の自然の猛威にも負けない強い生命
力には圧倒されます。形の異なるアコウの巨木を探すまち歩きもお
勧めです。
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